アポロン生誕祭特別企画
ついったのほうでもお世話になっている海に浮かぶ月の月さんに
（・∀・）作っちゃいなよ！
とさわやかに背中を押され、わたくし魚介類、ついに、
いろんな段階をすっ飛ばして
カスタムドールに手を出すことにいたしました…
球体関節人形のこと。
おなじみリカちゃん人形がもっとリアルかつお耽美になり、
関節ががっくんがっくん自在に動くようになったものと考えていただければ。
以下のページでそういったものの
全裸・首なしライダー状態・眼球迷子・生首的画像がぽんぽん出てきます。
苦手な方は気をつけてくださいねっ！
では、まいります！
週刊・アポロンを作る 創刊!!!!!!!!
こちらがアポロン様の材料です。
この、どう見ても不気味な物体たちを、無事アポロン様の如き神々しいお姿に練成することができるのか？！
まずは、ドールの命とも言える顔パーツのメイク！
色ムラなどを防止するため、早速アポロン様のお顔のみを沐浴させて清めます。
沐浴を終えたアポロン様
こうしてみるとアポロンというか武蔵坊弁慶作ってんじゃね？っていう感じですが。
まだまだこれからよ！！
顔のメイクに使うのは、アクリル絵の具とパステル、そしてそれを定着させるためのフィキサチーフ。
フィキサチーフとか懐かしい！アナログお絵かきするときみたいで楽しいですね！
さっそく茶色と灰色のアクリル絵の具をほんのり混ぜて、眉毛を描きます…
…………うん、お絵描きでもお化粧でも眉毛描くの苦手なの忘れてた。
さっそく片眉が天元突破しました。
こんなことになっても修正効かせやすいように、うすーくうすーく、何度も重ねて塗っていくそうです。
眉毛を何度か重ね重ねて描きましてから、次は下まつ毛！
これは頭パーツに直接描きつけなければなりません…
だが心配ゴム用ッ… わたくし、この日のために、
広島の地に存在しうる限りの細い筆を探し回して入手したのですから！
唸れ、広島一細い筆ッ!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
わたくしの写りの悪い写メだとこの凄惨な状況が分かりにくいので、ちょっと
SAIで修正したものを…
こういうこと。
どうしよう…ギャグでしかない。
…………結局、何度やってもうまくいく気がしなかったので、上まつ毛に全てを賭ける事にしました。
広島一細い筆、惨敗。
こんな事でアポロン様など作れるのでしょうか…
気を取り直して、パステルを使ってのお化粧作業にうつります。
今回使うパステル。ほんとにお絵かき用のあれです。
アポロチョコカラー！ アポロンだけにな！
こいつをコピー用紙にがりがり擦りつけて粉状にし、
アイシャドウ引く時に使うようなチップを使ってお顔にぽんぽんし、陰影をつけていきます。
目の上、鼻の穴の部分、耳の穴、唇の下、顎のラインにぽんぽん…
人間のお化粧と同じで、やっぱり陰影がはっきりした方が美しく見えますね！うん、いい感じになってまいりました！
…と、ここで一旦フィキサチーフを吹きかけて定着させておきまして、
その間に小物たちを作っていきますよッ！ わりとこっちのがたのしみだったりする！
まずはサンダルを。
皮をカッターで円形に切り取りまして穴を二か所開け、平たい革ひもを通して鼻緒にしますよ！
下地ができればここからはもう皮ひも無双。
あーしてこうしてここをこうぐるぐるーっとまきまきーっとしたら完成!!!!
もちろん着脱可能ですよ！ ぐるぐるーっとまきまきーっとして履かせます。
両足履くとこんな感じ。 うん、いい感じっ！（自画自賛なう）
同じ皮素材＆皮ひもを使って、矢筒も作りますよ！
一枚板状の皮の両サイドに穴を開け、スニーカーの靴ひもの要領でぬいぬい…
皮ひもで編んだところは敢えて隠さない形にしたら、なんとなくそれらしい雰囲気が出て満足でございます…
続くよ!!!
(2011.5.30)