アルゴス夫婦その2
だいぶ古い絵ですが…格納しそこねていたので。
はじめから気づいていたことじゃない
ただ、はっきりとわかってしまっただけのこと
あの人はわたしのことなど愛してはいなかった
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何とも中途半端なところで止まっていますが!
前回アルゴス夫婦記事にも描いたんですけど、決して…愛してなかったわけじゃあ…!(説得力皆無)
あのおじいちゃんはナウプリオス。パラメデスのお父さんですね。
アイギアレイアが浮気に走ったのは、彼の仕業であるという説があります。
でも、どうなんだろうなあー!
いかに本人から連絡がないとはいえ、赤の他人からもたらされるマイナスの情報を
ころりと受け入れてしまえるものなんでしょうか。あまつさえ、真偽を確かめることなく、
10年ぶりに帰国した夫に兵を差し向け、追い払えるものなんでしょうか。
こりゃディオメデス、よっぽどアイギアレイアに愛されてなかったか前科持ちかのどっちかですよ…!!
…話によれば、ナウプリオスはアガメムノン、ディオメデス、イドメネウス、オデュッセウスの四人の妻のもとへ
ニセの浮気話を持ち込み妻たちを惑わしたそうですが、懐柔できなかったのはペネロペイアだけだったということですし、
ナウプリオスの話術が非常に巧みだった、という解釈もできそうではありますが。
いやあー、でもこの二人はうまくやれていた感じはしないなあ―!っていう妄想です。そればっかりですね!
そしてわたくし、この記事をまとめながら、アルゴス夫婦について更なる知識を得てしまいましたので、
妄想が暴走しております。 これからも重箱の隅をつつきまわしてまいります…
(2010.12.05)