冥界にお客様が来たようです
ふたりもきた。
久々の胸の高鳴り。
暦の上では冬なので、今年こそまっとうにはでぺるぞ!と思った結果がこれだよ。
テセウスとペイリトオスの冥界ぶらり旅も描いてみたかったので一石二鳥だね!ということにしておきましょう!
なんだかんだで英雄サイドに引かれてしまうほう、魚介類です。
晩年のテセウス&ペイリトオスが、ゼウスの血筋を欲してヘレネやペルセポネーを略奪しに行った、という神話より。
ほんとテセウスの十八番ですよね、美女誘拐。 強引なのがお好きな婦女子方にはたまらないんじゃないでしょうか。そうでもないか。
ひとまずヘレネーをさらった二人、次は誰をかっさらったらいいですかね!と ゼウス本人に神託を伺ったところ、
「逆になんでペルセポネー狙わねーの?」というぶっとんだ回答を賜り、
本人の後ろ盾ヤッホーイ!と喜び勇んで冥界に赴いたところを、座ると全て忘れてしまう椅子に座らされて捕らわれちゃう、と。
痛い目見せてくれよう、というゼウスお得意の「もちあげといて落とす」作戦ですね。
久々の(生身の)来客にはしゃぐペルたんとかも愛らしいんじゃないかなあなどと。
無抵抗の英雄って!とてつもないエロスを感じませんか! …失礼しました。
…古代ギリシャに膝をついて傅く動作があったのかどうかは知らないんですが(スミマセン!)、それっぽい、という理由でそのまま描いてしまいました
そういう、目上の人に対して敬意を示す動作、みたいなものはあったのでしょうか…うーん。
勉強すべき点はまだまだありますね!奥深し古代ギリシャ!
(2011.11.01)